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ハープ弾きの指のお話

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最近、吉祥寺に気に入った雑貨屋さんを見つけ、
そちらで買った何点かを音楽スタジオに置いています。

右のソファのようなのは、指輪ホールダーです。
練習時に指輪を外した時に、どこかに置いたまま忘れてしまうので、

失くして嘆く前にと、
このソファ型のホールダーを買いました。

ミニチュアのドールハウスみたいで
なかなか気に入っています。

その隣のヴァイオリンが蓋に付いている入れ物には、
爪切りを入れました。

ハープは爪が伸びていると弦に引っかかってしまうため、
早めに切るようにしています。

クラシックギターやアルパなどを除いて、
多くの楽器奏者は、爪を伸ばせないのではないかと思います。

そして指先の怪我などには、皆さん格別に
注意を払っていらっしゃることでしょう。

ハープの場合も、指先の弦が当たる部分を切ってしまいますと、
練習そのものができなくなってしまいます。

あれだけ注意したのに〜〜と思うのですが、
たまにやってしまいます。

それでも練習しないわけにはいかない時、
私はバンドエイドをして弾いています。

当然変な音になりますが、
早くバンドエイドが取れることを願いつつ、頑張ります。

ハープは小指を使いませんので、
小指は怪我しても全然OK! なのですが、

小指って奥まっているので、
あまり怪我することがないみたいです。

断然人差し指と親指が多いです。
そんな時には4、5日は我慢です。

その他、指先が荒れるのも大いに音に影響しますので、
気にしています。

離れた所で聞いている人には、
それほど著しくわからないかも知れませんが、

自分にはよーくわかるので、冬などは特に気をつけます。
良い音で弾きたいと思うのです。

では、ハープの「良い音」ってどんな音なのでしょう?
今日はちょっとここでミニレッスンです。169.png

「良い音」というのは、鈍い響きではなく、
かといってキンキンした音でもなく、

ポーンと抜けるような明るい音、とお考えください。

それは弾いている自分にも心地よく、
相手にも伝わりやすい発音の音、と思っています。

もしまだハープを始めたばかりの方が
お読みくださっていましたら、

こういうはじき方で、この方向にはじくと
ポーンという響きの音が出る、

という規則性を掴んでおくと、
音作りがスムーズになります。

ハープは楽器の材質によって音は違いますが、
弾き手によっても大いに異なります。

電子楽器以外、音作りは全て奏者がやっていくことなので、
その方の個性が音に表れます。

よく耳で聞いて、目で確かめて、
楽しみながらやっていただければと思います。

そうなのです、練習を楽しくやることって
上達に繋がりますので大事です。

これから梅雨に入ると、
音も湿った感じになってしまいますね。

そんなことを跳ね除けられるくらいに
良い音を目指して、今日も練習いたします。

by harp-by-kiki | 2019-05-26 17:32 | 日々の練習 | Comments(0)

KIKI・・・アイリッシュハープの弾き語りをして、リラックスタイムをお届けしています。ハープの楽しさをお伝えしたく、各種レッスンも開催中です。


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