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昨日はヴォイストレーニングに来てくださっている方の
レッスンをしていました。

私のヴォーカルレッスンは、声楽のようなものではありませんので、
ハープに限らずいろいろな楽器の弾き語りをすることを目的とした上で、

歌うこと、伝えることを教えさせていただいています。

歌で難しいのは、イメージどおりの声を
必要な箇所で出せるか、ということです。

そして、一番難しいのは、
イントロが終わった後の最初の歌い出しです。

一番大切な部分でもあります。

めいっぱいイメージした声の色を
静まった空気の中に染めていくこと、
これはプロの方でも勇気がいることだと思います。

アグネス・チャンの『ひなげしの花』をご存知ですか?
「♬おっかの上、ひぃなげしの花で〜」
ですね。

あるインタビューでアグネスさんは、
「今でも一番苦手な曲」と言っていました。

わかります、わかります。
曲の一番最初に、その曲の最高音が出て来てしまうからなのです。

ある程度歌ってから最高音が出てくるのは
構わないと思うのですが、

イントロが終わってすぐですから、
とてもリスクが高い曲だったのですね!

そんな曲がデュー曲だった17歳のアグネスさんは、
立派だったんだなぁと思います。

昨日は生徒さんのご希望で、『アメージンググレース』を
課題曲としました。

これも『ひなげしの花』と同じような難しさがあります。
最初の2小節、「♬アメージング・グレース」で
曲全体が語られます。

とにかく一番大切なこと、最も言いたいことが
始まってすぐにあるのです。

私は以前ヴォイストレーナーの先生に見ていただいた時、
この2小節のフレーズだけを
その日のレッスン全部に費やしたことがありました。

何度やっても先生は「違う」とおっしゃる。
今思うと、何の説得力もなかったのだと思います。

それだけでなく、優しさとか寛容さ、慈愛など、
この一言でいろんな要素を持っている、
なんとも偉大な曲だと改めて思います。

今、立場が変わってレッスンさせていただくことで、
それを客観的に感じられて、
私にとっても勉強になりました。

歌うことは、いろいろ考えて声を出さなければならないので、
確かに簡単ではないのですが、

だからこそ同じ曲をいろんな方が歌っても、
それぞれに違う良さがあります。

その方だけの『アメージンググレース』を
作っていってくれたらと思います。

そんなお手伝いを
楽しくやらせていただいています。



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by harp-by-kiki | 2016-10-27 07:49 | レッスン | Comments(0)

芸術の秋に

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日中はお天気が良い日が続いていて嬉しいです。

でも、陽が落ちるとかなり寒くなりました。
紅葉も進んでいるようですね。

秋〜クリスマスは、芸術の季節となり、
落ち着いていて好きな時期です。
毎年演奏の機会も多くなります。

そして今度、あるクラフト作品のコンクールがありまして、
その受賞式で演奏をすることになりました。

そして今回は、そのコンクールの
なんと審査員もお引き受けすることになりました!

私は絵を描けるわけでも、何か作れるわけでもないのですが、
音楽を作るという意味では、きっと共通している部分があるのでしょう。

そんなわけでご指名いただき、初めてですが、
感謝しつつ、慎んで拝見させていただこうと思っております。

どんなアートかと申しますと、メタルエンボッシングアートといって、
ヨーロッパではとても歴史があるそうです。

起源はルネッサンス時代のイギリスにあって、
その後現代手工芸としてスペイン、そしてメキシコへと渡り、

現在メキシコでは、この手法で
教会の「イコン」を作るために習っている方が多いそうです。

日本でも徐々に愛好家の方が増えて来ているようで、
作品集の写真を見させていただきましたが、

ものすごい緻密で、素晴らしい作品ばかりです。
コンクールでもきっと力作が出揃うことでしょう。

私の演奏は受賞レセプションの中で行われるので、
関係者の方だけになりますが、
このアート展はどなたでもいらっしゃれます。

芸術の秋に、新しいアートに触れてみてはいかがでしょうか。

☆メタルエンボッシングアート展 2016☆
日時:11月21日〜23日 10:00〜17:00
会場:日本ヴォーグ社大ホール12階(東京都新宿区)
入場無料


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by harp-by-kiki | 2016-10-23 23:03 | アート | Comments(0)
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10月16日(日)に兵庫県の三田北摂(さんだほくせつ)ルーテル教会で、
アイリッシュハープ弾き語りのコンサートをさせていただきました。

本当に素晴らしい秋晴れの朝でした。
翌日には雨の予報でしたから、こんなに嬉しいことはありません。

こちらは木の香りがしてきそうな、素敵な教会です。
北欧風の建物、木の節目が美しいフロアーです。

前日のリハーサルでも、弾いていて心地良いくらい
礼拝堂に調和した響きをしていました。

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看板やチラシ、ポスターなど、
長く時間をかけてご準備くださったことを思います。

着いた時から皆様の温かいお気持ちが伝わって、
大変幸せな思いに満たされていました。

明日はたくさん来てくださいますように。

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そして当日、会場の礼拝堂がいっぱいになりました。

ご家族やお友達、遠くから近くから、
こうして集まってくださって、本当によかったです。

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厳かな礼拝に続いて、静かな調べから始めたコンサートでした。
音楽も語りもじっくりと聴いてくださっていて、
お一人お一人と気持ちが通じ合うような、温かい空間がありました。

ルーテル教会というのは、とても歴史があって、
J. S. バッハも当時ルーテル教会に属して、
数々の曲(カンタータ)を教会に捧げていました。

今回はバッハの曲も2曲ほど弾かせていただきました。
そして、その曲に関わる私自身のエピソードも・・・。

このお話の内容は、またどこかで機会があれば、
音楽と共に、是非実際に聞いていただけると嬉しいです。

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今回はいつものトラベルハープではなく、
曲の関係で、私が関東でメインで使っているものを
持っていくことにしました。

このサイズ、飛行機の移動ではケースがないので無理なのですが、
電車ではカートを使って、エレベーターで移動すれば
問題ないのでした。

ただし新幹線など、荷物を置く場所を確保する必要があるので、
このような大きな楽器をお持ちの方は、できれば出発駅の始発電車で。

そして監視できる位置に席を予約することもお忘れなく!
(見ていないと、どんどん荷物を上に積まれてしまいます・・・。)

今回は関西方面での初めてのコンサートでしたが、
私自身も心より楽しませていただき、

またいろいろな方との出会いも嬉しく、
本当にハープを弾いていてよかったと思うひと時でした。

ご準備くださった三田北摂ルーテル教会の皆様、
心よりありがとうございます。

来年早々には、奈良県の橿原ルーテル教会に伺います。
また皆さんとお会いできたら嬉しいです。

God bless you!

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by harp-by-kiki | 2016-10-17 22:57 | コンサート報告 | Comments(0)
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今週末、神戸でチャペルコンサートとなりました。

春頃にご依頼いただいていて、
秋はまだまだ先のように思っていましたが、
早いものですね。

その間、神戸の皆さんと過ごす1時間を思い描きながら、
内容を考えていました。

今回は日本の歌もいくつか。
それは昔々、讃美歌として歌われていたものも・・・。

それから私のオリジナル曲やイギリスの曲も。
あとは・・・当日お楽しみに!

私のコンサートでは、同じ空間の中で、穏やかな時を共有して、
ほっとしていただける機会にしたいと、
いつも思っています。

ふとこれまでのことを思い返したり、
感謝だったことを思い出したり、

笑顔になって、ほーっこりしていただけたら嬉しいです。

今日は音響機器などを含む荷物を
宅急便で送らせていただきました。

いつも電車や飛行機では
一番小さなハープを持って行きますが、

今回は、上の写真にあるフロアータイプのハープを
持って行くことにしました。
今回の選曲でどうしても必要だったのです。

今までこれを車以外で運んだことがないのですが、
カートに乗せれば大丈夫そうです。

お天気も良さそうですし、
秋の良い一日になれば幸いです。

皆さんにお会いできるのが本当に楽しみです。
お近くの方、どうぞいらしてくださいませ。

終わってからお茶の時間もあるそうですよ。

 ♪Harp & Song コンサート information

☆10月16日(日)10:30〜12:00

 三田北摂ルーテル教会(兵庫県三田市西山2−22−52)

 Tel: 079-564-6852

  〜秋のチャペルコンサート〜

 出演:KIKI(アイシッリュハープ弾き語り)

入場料:無料(自由献金)


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by harp-by-kiki | 2016-10-12 20:01 | コンサートのお知らせ | Comments(0)
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ストーリーテラーのハナヨさんから、
「おはなしと秋のたより」のお誘いを受け、

六本木のフラットハウスという多目的スペースへ
日曜の午後出かけて行きました。

本当に秋らしい、静かな、時間がゆっくり流れるような空間が
待っていました。

ハナヨさんとは、スコットランドの伝承文化であるストーリーテリングを通して、
昨年知り合いになりました。

私がアイルランドの言葉、ゲール語の歌を歌う時、
どうしても語りの世界へ踏み込むことになり、

その時ストーリーテリングという存在や、
ハナヨさんの活動を知りました。

その後、私のライブにも来てくださったり、
ジャンルを超えた交流をいただいていて、

その日は初めて、ハナヨさんのソロライブへ伺わせていただきました。

お菓子とお茶のおもてなしをいただき、
懐かしい聞いたことのある物語、児童文学からのおはなし、
そして自作のパネルシアターと、

喧噪から離れたひっそりとした空間で、
引き込まれるようなストーリーの世界を楽しみました。

大人の会ですが、こうした昔聞いたことのあるおはなしを耳にすると、
タイムカプセルに入ったような感じがします。

そして、子供の頃に聞いた時とはまた違う思いに浸ります。

音楽がないのに音楽が流れているような
不思議な感覚がありました。

ハナヨさんが作った4種類のお菓子の数々、
香りのよいお茶、

大変ご馳走さまでした。

ホスピタリティー溢れるおはなし会に、
ほっと一息ついた、秋の午後でした。


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by harp-by-kiki | 2016-10-03 23:24 | アート | Comments(0)

KIKI・・・アイリッシュハープの弾き語りをして、リラックスタイムをお届けしています。ハープと音楽のことを中心に、日々の生活を綴っています。


by harp-by-kiki